昨夜ある友人がオーディオボードを持って聴きにきてくれた。
そのボードの評価がとても良いというので、聴かせてもらうことになりました。
私はもうかなり色々と試しているので、どうなんだろう?というのは正直ありました。
TOSHIBA 6GB8のパワーアンプに敷きました。そのボードをよく見ると積層ボードとボードの間に金属が
サンドイッチされているのが分かると思います。それがこのボードの特徴だそうです。
結果はあまり私の好むものではありませんでした。
そのボードの下の黒いのはゾーセカス用のブラックダイヤモンドレーシングの肉厚のあるタイプです。
これは気に入っています。
それで、いつものようにインシュレーターとしてアンプと積層ボードの間にAudio Replas オーディオリプラス OPT-100HG-SS HRという透明タイプのお気に入りを挟みました。流石にぐっと奥行きが出て空気感も増します。
しかし一般的にはこれを超低域から超高域まで、図太く鳴らすことは難しいインシュレーターだと思いますが、
全てを調整し切ると見事な他に得難い効果をもらたしてくれます。
そこでこのボードを挟む意味合いがあるのかどうかですが、味わいがあり効果もあるところはあるのですが、
私の追い込む方向とは違うものだと思います。
音を出方を甘くして音楽性を出していくというのではなく、厳しくストイックなまでに尖がった音を出して、
音の太さを結果として出す、それはソフトに入っている音や付帯音、空気、気配を出すことによって音楽性を
出すということです。
結局一般的にはプリアンプを通して音楽性を出すのと積層ボードを使うということは似ているように感じます。
どうしても空気感は落ちます。
先日オーディオボードを聴かせてもらったのも、ボリュームをつけてパワーを入れないとその良さは出ないのだと思います。
先日のと今回のボードを同じ基準で語ることは出来ないくらいの差はあることは別として。
![イメージ 2]()
いつも夜に聴く時に、左右のスピーカーの中央に点灯しているライトの下に積層ボードを置くように言われました。その他リスニングポジションに鎮座する、エコーネスの椅子の下や手元のメモ用のテーブルの下まで。
このようなところに敷く。しかもオーディオ機器とは直接関係のない場所に設置したのです。
しかし、聴いてみてショック。
鮮度はそのまま(とても重要なこと)で、声がよりはっきりするのです。空気の淀みがあったのか?それが雲散霧消
したとまでは言いませんが、かなり良くなったことに驚きました。
機器に関してはケーブルやノイズカットトランス、ラック、インシュレーターなどはとても気を使って色々と
試しもして追い込んできたつもります。
それがオーディオボードをテーブルの足の下に敷いて、音の変化がすぐに分かるとはかなりの驚きでした。
振動対策もかなりしているのに、これはどうしたことだという感覚でした。
オーディオは奥が深いな、と思った瞬間でもありました。
この友人は、いつも歯が立たないな(笑)と言って帰りますが、そうは言いながらいつも貴重な示唆を私に
くれるこの頃です。
それだけ打ち込んでいるのですね。
今度は私が近々CDプレーヤーを持ってお邪魔することにしています。
我が家と違って大きな音で聴かせてもらいます。(笑)
実は我が家の2階のティールはかなり大きな音で鳴らしています。
それが来られて聴いた瞬間、小さい!と言われて思わず絶句でした。
これで小さければ、上の書斎のダイヤトーンは蚊の鳴くような音。でも慣れるようです。(笑)
今度我が家に来られた時には、一度爆音で鳴らして、本来のダイヤトーンらしさ(メーカー推奨)を出してみましょうかね。