ここのところ2.3日2階のオーディオルームに入り浸っています。この1年間では無かったことです。
本を読むのを削ってでもやりたいからです。
とても楽しく夜中まで聴いています。いや、いつものように触っています、といったほうが正しいのかもしれません。
視聴に使ったのは、ベートーヴェンのチェロ・ソナタ3番です。
チェロはロストロポーヴッチです。ピアノはリヒターです。
1961年の録音で、これ以上ない組み合わせの2人です。まさに夢の競演です。
その名に相応しい演奏を2階のシステムで再現してくれるか、を頑張って触りました。(笑)
それで取り出してきたのが、スェーデンのヨルマデザインのスーパーパワーの電源ケーブルです。
購入した時は、ヨルマ・プライムに次ぐ存在でしたが、今はその間にユニティでしょうか?オリゴ?でしょうか幾つか出ているようです。
そのあたりは試したことはないのですが、スーパーパワーは今も現役で使っています。
主に、アナログのモノラルのヘッドアンプ用として左右に2本使っています。それとこの写真のものです。
ちなみにコネクターはオヤイデのF1/M1に交換しています。
オリジナルのコネクターでないとこの商品の良さが出ないという方もいらっしゃいますが、これに交換することで圧倒的なクオリティアップになります。
もちろんヨルマ・プライムの実力まではいきませんが、スーパーパワーとの差が歴然としていた時と比べて
かなり近づいたと思っています。
この状態のものをNBSのBlack label(ブラックラベル)オリジナルと交換しました。繋いだのはCDプレーヤーへです。
1日目はそれ程では無かったのですが、昨日はかなり見通しが良くなりました。
ブラックラベルのような強い個性はないのですが、素直に上下に良く伸びた帯域を示してくれています。情報量も
多くこれなら使えそうです。
このスーパーワンはこれを含め3本ですが、電源ケーブルの両サイドのコネクターをF1/M1にすることで、手放せないケーブルになりました。
ロストロポーヴッチの力強くしかも鳴くチェロが心地よく響いてくれます。リヒターは控えめですが、ソフトながもロストロポーヴッチの力強さに併せたタッチが見事に目前で展開してくれます。
ちなみに、パワーアンプへはNBSのブラックⅡを使っています。
最近以前のように色々と試すのが楽しくなっています。
今夜もまた何かを試そうと思っています。